
メイン作品
The Big Flat Now
📍 BONUS TRACK(隣接駐車場)
1999年に日本の携帯電話文化から生まれた絵文字は、いまや言語や国境を越えて流通する世界の共通言語となった。なかでも「笑い泣き」は過去10年にわたり世界で最も使用され、2015年には言葉でないものとして初めてオックスフォード辞典の「今年の言葉」に選ばれた。画面上では数ピクセルに過ぎないこの記号を高さ約8メートルにまで拡大し物質化することで、本作はデジタルと物理、情報と物質、ネット上の感情と身体の交差を問う。会場ではARフィルターを通じて、誰もが自らの顔を「笑い泣き」に変えInstagramへ投稿できる。作品は鑑賞されるだけでなく、ふたたび画面の中へと還流し、流通そのものが作品の一部となる。タイトルは、インターネットがあらゆる距離と境界を平坦化した後の世界を指し示す。


