
メイン作品
The Big Flat Now
📍 BONUS TRACK(隣接駐車場)
1999年に日本の携帯電話文化から生まれた絵文字は、いまや世界共通の記号となりました。かつて世界で最も使われた絵文字「笑い泣き」は、2015年にはオックスフォード辞典の「今年の言葉」に選ばれ、松田の作品において繰り返し作品化されてきました。しかし絵文字の使われ方も世代とともに変化し、2025年には「号泣」がソーシャルメディアで最も使われた絵文字となりました。
いまや「号泣」は、悲しみだけでなく「笑いすぎ」「無理」「尊い」といった感情まで表す記号でもあります。
本展では、その変化を映す新作「号泣」を初披露。ひとつの記号に重なり合う複数の感情を夜の街へと出力し、デジタルと物理、情報と物質、感情と身体の境界を問い直します。かつて人々が同じ月を見上げてきたように、私たちはいま国境を越えて同じ絵文字を見つめています。さらに、月や夜が古くから人の別の顔を呼び起こしてきたことになぞらえ、昼夜で表情を変える下北沢に、もうひとつの表情として「悪魔」の絵文字も初登場します。


